伊那店・展示場ブログ

~花の下にて~

ひと息 2008/02/06 14:42:02

「願わくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ」

平安時代の、旅の歌人、西行法師の歌です。

自然を愛し、特に月と花に関する歌を多く詠み、桜に関しては、200首以上、月に関しては、600首以上もの歌を残しました。

文治6年、歌で詠んだ願い通りに、釈迦が亡くなったとされる、旧暦、如月(きさらぎ)2月15日の翌16日に73歳の生涯を閉じたと言われています。

西行の時代は、政治権力が天皇から武士に移行する、平安~鎌倉時代への過渡期であり、日本史上でも有数の波乱と変化の時代でした。

そんな時代に生きた西行が、植えたというしだれ桜が、京都、天台宗・勝持寺にあります。別名「花の寺」とも呼ばれています。

西行の一句を引用した「花の下(もと)にて春死なむ」という短編推理小説(作家・北森鴻)が、あります。

文庫本を片手に、西行がいた早春の京都を、訪れてみたくなりました。

~花の下にて~

カレンダー

前月 ≪ 2019年11月 ≫ 次月
*****12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー